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韓国大統領選 与党候補に“対日強硬”李氏

2021年10月10日 19:22

およそ5か月後の韓国の大統領選挙に向けた与党「共に民主党」の候補者を選ぶ予備選挙で、“対日強硬”姿勢で知られる李在明京畿道知事が選ばれました。中継です。

李在明氏はさきほど公認候補の受諾演説を行い、「国民が求める変化と改革を必ず成し遂げ」、日本を追い越すと訴えました。

与党「共に民主党」李在明氏「日本を追い抜き、先進国に追いつき、世界をリードする国、そのような大韓民国を作ります」

2番手の李洛淵元首相に差を詰められたものの、累計の得票で50.3%と過半数を獲得し、公認候補に選ばれました。

ただ、この後の本選に向けての道のりは平坦ではありません。李在明氏がソウル近郊の市長時代に始めた都市開発事業をめぐる疑惑が浮上し、連日、野党や韓国メディアが追及を続けています。

李在明氏は10日も演説で「フェイクニュースだ」と一蹴しましたが、今後、もし自身の関与が明らかになるようなことになれば与党全体が致命的な打撃を受けるだけに火種としてくすぶり続けます。

一方、最大野党「国民の力」は来月5日にも候補を選出する予定で、大統領選をめぐる動きが加速することになります。