トランプ氏、ツイッターでの発信再開準備か 米報道
アメリカのトランプ前大統領が、2024年の大統領選挙に向けて、ツイッターでの発信再開を検討しているとアメリカメディアが報じました。
NBCによりますと、トランプ氏はアカウント凍結が解除されたツイッターでの発信再開を検討していて、最初に投稿する内容について側近らが協議しているということです。
トランプ氏のツイッターアカウントは議事堂占拠事件をめぐる投稿などを理由に2021年に凍結されましたが、新たにツイッター社のCEOに就任したイーロン・マスク氏が去年11月に復活させました。ただ、トランプ氏はアカウント復活以降、一度も投稿していません。
またNBCはトランプ氏の陣営が、アカウントが凍結されているフェイスブックについても、凍結解除を求める書簡を運営するメタ社に送ったとしています。
トランプ氏は主要なソーシャルメディアのアカウントが凍結されて以降、自身が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」で発信を続けてきました。
ただ、ツイッターのフォロワーが8800万人近くいるのに対し、トゥルース・ソーシャルのフォロワーは480万人程度に留まっています。
トランプ氏としては来年の大統領選挙に向け発信力を強化する狙いがあるとみられ、NBCテレビはトゥルース・ソーシャルでは限界があったと指摘しています。