ファイザー 追加接種“18歳以上”申請
アメリカの製薬大手ファイザーは9日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種の対象を、18歳以上の全ての成人に拡大するよう規制当局に申請しました。
ファイザーの新型ウイルスワクチンの追加接種については、アメリカでは現在、65歳以上や重症化リスクの高い人らを対象にFDA(=食品医薬品局)が緊急使用を承認しています。
この追加接種の対象についてファイザーは9日、18歳以上の全ての成人に拡大するようFDAに申請したと発表しました。
ファイザーは今年9月に16歳以上を追加接種の対象とするようFDAに申請していましたが、専門家から「安全性や必要性を見極めるためのデータが不十分」などとの指摘が相次いだことを受け、承認は見送られていました。
今回、ファイザーが95パーセントの高い有効性が確認できたとする新たなデータをもとに申請したことで、FDAは改めて判断することになります。