フィリピンの大統領選をめぐり、最有力候補として動向が注目されていた、ドゥテルテ大統領の長女・サラ氏が副大統領選に立候補することが分かりました。大統領選への立候補は見送った形です。

地元メディアによりますと、フィリピンのドゥテルテ大統領の長女で、現ダバオ市長のサラ氏は、１３日、来年５月の副大統領選への立候補を届け出たということです。サラ氏は、大統領選の世論調査で支持率トップを走るなど最有力候補として、その動向が注目されていましたが、今回、大統領選への立候補は見送った形です。

サラ氏は、大統領選へ立候補している故マルコス元大統領の長男、マルコス・ジュニア氏と組み正副大統領選にのぞむとみられています。

大統領選には他にも、ドゥテルテ大統領に批判的なロブレド副大統領や、プロボクシングの国民的英雄、パッキャオ上院議員らが立候補していて、激しい選挙戦が予想されています。