大統領選当日にテロ計画か アフガニスタン国籍の男を訴追 米司法省
アメリカ司法省は8日、大統領選挙当日の来月5日に合わせて、過激派組織「イスラム国」によるテロを計画したとして、アフガニスタン国籍の男を訴追したと発表しました。
アメリカ司法省によりますと、大統領選当日の来月5日に過激派組織「イスラム国」によるテロを計画したとして訴追されたのは、南部オクラホマ州在住でアフガニスタン国籍のナシル・アフマド・タウヘディ容疑者(27)です。
タウヘディ容疑者は、今月7日に自動小銃2丁や弾薬500発を購入した際、FBI=連邦捜査局に逮捕されました。逮捕後の調べに対し、タウヘディ容疑者は、大統領選当日に開かれる大規模集会を攻撃し、自らは殉教者として死ぬつもりだったと話しているということです。
タウヘディ容疑者の携帯電話を調べたところ、「イスラム国」の関係者と連絡をとっていたことや、「イスラム国」に資金を送る団体に寄付していたことなどが明らかになったとしています。また、タウヘディ容疑者は、家族の資産を処分し、海外に移住させようとするなど、アメリカ国内でテロを行うための準備を進めていたということです。