接種済み入国者の隔離措置撤廃 カンボジア
感染状況が落ちつきつつあるカンボジア。政府は15日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した入国者の隔離措置を撤廃しました。
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11万人以上が感染したカンボジア。(感染者 11万9636人 死者 2876人 米ジョンズ・ホプキンス大 16日午後5時時点)
国内でおよそ8割の人がワクチン接種を完了したカンボジアでは、感染状況が落ちつきつつあります。そのため、カンボジア政府は15日、新型コロナウイルスのワクチンを接種した入国者の隔離措置を撤廃しました。
土産店では観光客を迎える準備が進められていました。
絵画店のオーナー
「観光客が戻ってくれば、商品が売れてお金も稼げるので、これは良い決断だと思います」
感染対策に力が入るレストランでも、期待の声があがりました。
レストランのオーナー
「レストランでは消毒や温度チェックなどの対策を行っています。リピーターになってもらえるように、料理の種類を増やして、メニューを更新しました」
ロイター通信によりますと、隔離なしでの入国には条件があり、2回のワクチン接種を終了した上で、対象国、地域からの出発前72時間以内に受けた検査の陰性証明書を提示する必要があります。