ハワイ州 米国内の観光客“渡航自粛”解除
新型コロナウイルスの感染状況の改善をうけアメリカ・ハワイ州は19日、ワクチン接種が完了したアメリカ国内からの観光客に対し、渡航自粛の呼びかけを解除すると発表しました。
ハワイ州では今年8月、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大をうけ、不要不急の訪問を自粛するよう呼びかけていました。
イゲ知事は19日、ここ数週間、感染者数は減少傾向だとして「経済回復に向け先に進める状況になった」と話し、11月1日で渡航自粛の呼びかけを解除し、ワクチン接種が完了していればアメリカ国内からの旅行を認めると発表しました。
来月からアメリカではホリデーシーズンが控えていて、多くの観光客を迎え入れたい考えです。
日本からの観光客については引き続き、陰性証明の提示で隔離期間なしで渡航できますが、アメリカ政府は11月8日からワクチン接種を義務づけるとしています。