米・ハリス副大統領 最側近の退任を発表
次の大統領候補と目されながら、人気が低迷しているアメリカのハリス副大統領が2日、自身の最側近の退任をカメラの前で明らかにしました。
バイデン政権で女性初、黒人初の副大統領を務め、次の大統領候補にも名前があがるハリス氏をめぐっては、先月以降、スタッフの退任が相次いで明らかになり、チーム内の不協和音も取り沙汰されています。
2日、最側近のサンダース首席報道官の退任について、本人を前にコメントしました。
ハリス副大統領「彼女を愛しているわ。次に何をするのか本当に楽しみよ」
担当する不法移民対策で「移民に冷たい」などとの評価もつきまとい、ハリス氏の支持率は、先月の世論調査で27.8%と人気が低迷しています。
2日は、同じ与党・民主党のホープ、ブティジェッジ運輸長官とともに地方の視察に訪れました。地元メディアは、「次の大統領選に向けて2人はライバルになる」などと、党内での立場が逆転する可能性を伝えています。