オミクロン株 英“在宅勤務推奨”規制強化
イギリスのジョンソン首相は8日、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大を受け、在宅勤務の推奨など規制を強化すると発表しました。
イギリスの人口の大部分を占めるイングランドでは、来週から可能な限り自宅で仕事をすることが求められます。また、10日以降、ナイトクラブの利用や500人以上の大規模屋内イベントの参加にはワクチンの接種証明の提示が義務づけられます。
ジョンソン首相は記者会見で「オミクロン株はデルタ株よりもはるかに速く感染が広がる」とした上で、「ウイルスの拡散を遅らせる必要がある」と訴えました。
イングランドでは7月以降、新型コロナウイルスに関連する規制が全面的に解除されましたが、先月30日から公共交通機関でのマスク着用など、一部の規制が復活しています。