オーストリアの首都ウィーンでは、「ワクチン接種の義務化」に反対する抗議デモが行われました。

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１１日、オーストリアの首都ウィーンでは、道路を埋め尽くすほどの人々が、抗議デモを行いました。ＡＰ通信によりますと、集まったのはおよそ４万４０００人です。

プラカードに書かれているのは、「強制接種はファシズム」の文字。反対しているのは「ワクチン接種の義務化」です。

９日、オーストリア政府は義務化に関する具体案を発表しました。ロイター通信によりますと、１４歳以上の妊婦などを除く人々にワクチンの接種を義務付け、違反者には３か月ごとに最大で３６００ユーロ、日本円にしておよそ４６万円の罰金を科すということです。

デモ参加者
「ワクチン接種を受けるかどうかは選択の自由があるべきです。これは個人が決めることです」

議会で義務化が承認された場合、来年２月から２年間、実施されるということです。