プーチン大統領 北京五輪開会式の出席表明
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は15日、オンラインで会談し、プーチン大統領が北京冬季オリンピックの開会式への出席を表明するなど、両国の結束ぶりを強調しました。
ロシア大統領府によりますと、会談でプーチン大統領は来年2月の北京オリンピックの開会式に出席し、北京で習主席と直接会談する意向を表明しました。プーチン氏はまた、「スポーツやオリンピックを政治問題化するいかなる試みにも反対する」と述べ、アメリカやイギリスなどの外交的ボイコットに反発する中国に歩調を合わせました。
これに対し、習主席は「中露関係の新たな1ページを共に切り開いていきたい」と応じたということです。会談ではまた、アメリカなどとロシアの対立が深まるウクライナ情勢についても意見交換したとみられます。
両国はそれぞれ欧米各国と対立の火種を抱える中、結束を強調し対抗する狙いがあるとみられます。