医療体制が…感染女性が救急車で出産 韓国
感染の拡大が続く韓国では医療体制が深刻な状況になっています。新型コロナに感染し、16の病院から受け入れを拒否された女性が、救急車の中で出産しました。
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韓国では、医療体制が深刻な状況になっています。
白い防護服に身を包んだ救急隊員から処置を受ける女性。その女性の腕に抱かれていたのは、生まれたばかりの赤ちゃんでした。18日未明 新型コロナに感染した妊婦が出産しました。しかし、女性が出産した場所は、病院ではなく救急車でした。
韓国メディアによりますと、当時16か所ある近くの病院全てで、感染した妊婦の受け入れができず、救急隊員らが遠隔で支援を受け、出産を行ったということです。
その韓国では、18日からウィズコロナ政策を完全に中止し、再び規制を強化。街並みは一変していました。飲食店の営業は午後9時までとなり、会食など私的な集まりも4人までに制限されました。規制強化の前日の夜は 行列ができるほどにぎわっていた繁華街は、翌日には人の姿もまばらとなり、飲食店やカフェには空席が目立っていました。
飲食店
「年末の商売は台無しになりました。また厳しい規制に戻ったので、深刻です」
社会生活のいたるところで混乱が生じているという今回の規制。来年1月2日まで続くということです。
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世界では2億7000万人以上が感染、530万人以上が死亡しています。(感染者 2億7471万2746人 死者 535万4635人 米ジョンズ・ホプキンス大 20日午後5時時点)