プラスチックごみによる海洋汚染が深刻になる中、カナダ政府は20日、今年末までに使い捨てプラスチックの製造と輸入を禁止すると発表しました。

カナダ政府は20日、レジ袋やナイフ、フォークなどの使い捨てプラスチックについて、今年末までに製造と輸入を禁止すると発表しました。また来年12月で販売も禁じ、2025年には輸出も禁止する方針です。

カナダでは、毎年150億枚のレジ袋が使用され、毎日およそ1600万本のストローが使用されていて、これらの使い捨てプラスチックは、カナダ全土の海岸で見られるプラスチックごみのほとんどを占めているということです。

海洋汚染で生態系に深刻な影響が出る中、各国が使い捨てプラスチックのルール作りを進めていますが、カナダはより厳しい規制を示した形です。