習主席、ウクライナ情勢「和平と対話を促進する」 ルカシェンコ大統領との会談で
中国の習近平国家主席は、ベラルーシのルカシェンコ大統領との会談でウクライナ情勢をめぐり「和平と対話を促進する」と強調しました。
中国の国営メディアによりますと、両首脳はウクライナ情勢などについて意見を交わし、習主席は「中国の立場は和平と対話を促進することだ。政治的解決の方向を堅持する」と述べ、これに対しルカシェンコ大統領は「中国側の立場と主張に全面的に賛成し、支持する」と表明しました。
また、習主席は「世界経済を政治化すべきではない」と述べ、ロシアへの制裁に反対する考えを改めて示しました。
両首脳は台湾問題や人権問題についても意見を交わしたほか、科学技術や経済・貿易面で連携することでも一致しました。