宮﨑駿監督に“アジアのノーベル賞”マグサイサイ賞
アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞に、数々のアニメーション映画を手がけてきた宮﨑駿監督が選ばれました。
マグサイサイ賞は、アジアの平和と発展に貢献した人物などに贈られる賞で、アジアのノーベル賞ともいわれています。
マグサイサイ賞財団は31日、今年の受賞者のひとりに宮﨑駿監督を選出しました。
財団は、宮﨑監督の作品について「人間のあり方に深い理解を示し見る人に内省を促す」としています。
また、宮﨑監督について「自らの作品を通して環境保護や平和維持、女性の権利擁護など複雑な問題に挑み、物事を単純化させることなく子供達に教えようとしている」と評しています。
マグサイサイ賞は、過去には、マザー・テレサさんらが受賞しているほか、日本人ではアフガニスタンで人道支援に従事し銃弾に倒れた中村哲さんらも受賞しています。