「戦争始まれば止めるのは非常に難しい」侵攻半年…有働がキーウ取材 ≪中継≫
ロシアによる侵攻から半年。ウクライナの首都キーウから、有働キャスターが中継で伝えます。
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空襲警報が出ているキーウ地下の避難場所です。侵攻から半年たったいま、空襲警報が出ても実際に避難する人は半数にも満たなくなったということです。
取材したキーウ市民のひとりは「ミサイルが飛んできても仕方がない。それを私が止められるわけでもない」と、あきらめ顔で話していたことが印象的でした。
ウクライナで1週間取材をして、いろんな人に話を聞いたのですが、強く感じたのは、こんなに悲しい思いをしている人がたくさんいても、戦争はいったん始まってしまえば、それを止めるのは非常に難しいんだということです。だからこそ、平和なときに戦争を始めない努力、これを続けていかなくてはいけないんだと、あらためて思いました。