脱ロシア産急ぐ…ドイツで初のLNGの受け入れ基地が完成 ショルツ首相が立ち会い開所式
ロシアに対するエネルギー依存からの脱却を目指しているドイツで、初のLNG(=液化天然ガス)の受け入れ基地が完成し、開所式が行われました。
ドイツ初のLNG受け入れ基地の開所式は、北部ウィルヘルムスハーフェンで17日、ショルツ首相の立ち会いのもと行われました。
ドイツは輸入天然ガスのおよそ半分をロシアに頼ってきましたが、ウクライナ侵攻後、ロシアへのエネルギー依存からの脱却を目指し、アメリカなどで産出されるLNGの受け入れ基地建設を各地で進めています。
ロイター通信によりますと、この基地と国内の供給網をつなぐ26キロのパイプラインはわずか5か月で建設されたということです。
ショルツ首相は来年末までにロシアから輸入していた量の半分を超える輸入能力を持つことになるとしています。