米・中間選挙の投票始まる 与党・民主党の「上院」多数派維持なるか
アメリカのバイデン政権の今後を左右する「中間選挙」の投票が、日本時間の8日夜、始まりました。与党・民主党が議会上院の多数派を維持できるかどうかが焦点です。
今回の中間選挙では、議会上院100議席のうち35議席が改選、下院は全435議席が改選されます。
世論調査では、上院は多数派をめぐって接戦、下院は野党・共和党が優勢で、多数派を奪還する勢いとなっています。
政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、上院8議席、8つの州を「接戦州」だとしていて、これらの勝敗が焦点となります。
一方、2024年の大統領選挙への出馬を強く示唆し、今月15日に「重大発表を行う」と表明したトランプ前大統領は、共和党が上院の多数派を奪還した場合、影響力を拡大するとみられていて、この点でも注目されています。