アメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価など主要な株価指数がそろって過去最高値を更新しました。

19日のニューヨーク株式市場・ダウ平均株価は、前の日の終値から395ドル19セント値を上げ、3万7863ドル80セントと、約2週間ぶりに過去最高値を更新して取引を終えました。また、多くの投資家が運用指標とするS＆P500種株価指数も約2年ぶりに最高値を更新しました。

この日は、AI向けの半導体需要がさらに拡大するとの見方から「エヌビディア」や「インテル」などの半導体関連株をはじめ、幅広いハイテク株に買いが入り、相場をけん引しました。

市場関係者は、「今後はアメリカの消費が落ち込むことなくインフレを抑え込み、景気後退を避けられるかが焦点だ」と話しています。