ゼレンスキー大統領“露軍南部の原発へ進軍”
ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、ロシア軍が新たに南部にある「南ウクライナ原子力発電所」を占拠するため進軍しているとの見方を明らかにしました。
ウクライナでは4日に、南東部にあるヨーロッパ最大規模の「ザポリージャ原子力発電所」がロシア軍の攻撃を受け、原発内の訓練施設で火災が発生しました。
その後、ザポリージャ原発はロシア軍に占拠されましたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、ロシア軍が新たに南部にある「南ウクライナ原子力発電所」に向かって進軍しているとの見方を明らかにしました。
南ウクライナ原発は、ウクライナで2番目に規模が大きい原発で、ロシア軍はウクライナの電力の供給網を抑え圧力をかける狙いとみられます。