ローマ教皇、呼吸器感染症で入院 治療に数日間
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、呼吸器感染症によりローマ市内の病院に入院しました。
バチカンの広報担当者によりますと、フランシスコ教皇は29日午後、イタリアの首都ローマの病院に入院しました。
教皇はここ数日間、呼吸困難を訴えていたということで、ローマの病院で検査を受けたところ、呼吸器感染症にかかっていることがわかったということです。新型コロナウイルスではないということで、教皇は今後数日間、入院し治療を受けるとしています。
フランシスコ教皇は今月、教皇就任から10年を迎えました。車いすを使っていますが、公務は通常通りこなしていて、AFP通信によれば、29日午前中は恒例の一般謁見(えっけん)にのぞみ、参列者に笑顔を見せていたということです。
写真:フランシスコ教皇(2023年3月29日 バチカン)