在日カンボジア人が銀座で行進 来月のカンボジア総選挙の公正な実施を訴え
日本に住むカンボジア人が来月カンボジアで行われる総選挙の公正な実施を訴えました。
東京の銀座では25日、在日カンボジア人およそ300人が来月のカンボジア総選挙の公正な実施を訴え行進しました。
デモ参加者「カンボジアにいる人たちは今自分が言いたい言葉を言えない。公平、自由な選挙を行ってほしい」
長男への権力移譲を進めたいフン・セン首相は、次の選挙での勝利を確実なものにするため民主派への締め付けを強めています。こうしたなか有力野党の「キャンドルライト党」は公正な選挙の実施は不可能だとして国民に選挙をボイコットするよう呼びかけています。
議会で多数をしめる与党は選挙のボイコットを呼びかけた議員の資格を剥奪できるようにする法案を下院で可決するなど有力野党の排除をねらう動きを進めています。