中国・習主席、五輪アピールも、空港、バブル内で陽性相次ぐ
中国の習近平国家主席はIOCのバッハ会長と会談し、1年延期された東京オリンピックとの違いを強調しました。一方、大会関係者が続々と現地入りする中、25日、空港やバブル内で陽性が確認されたということです。
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オリンピック開幕まで9日と迫った中国。
25日午後、習近平国家主席とIOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長が北京市内で会談を行いました。
中国 習近平国家主席
「中国の選手が何個金メダルを取るかは気にしていません。オリンピックで我が国のウインタースポーツ人口が3億人になり、スポーツの強国としてさらに向上しました」
会談の中で習主席は、「新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めて予定通り開催される世界的なスポーツイベントだ」と述べ、1年延期された東京オリンピックとの違いを強調しました。
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感染拡大防止のため、厳しいPCR検査が行われる北京オリンピック。大会関係者が続々と現地入りする中、大会組織委員会によりますと、25日、空港で9人、バブル内で4人の陽性が確認されたということです。