G20外相会議始まる 露外相も出席
G20=主要20か国・地域の外相会議が先ほど始まりました。ウクライナ侵攻を続けるロシアの外相が出席していて、西側諸国と激しい応酬が予想されます。
G20外相会議は日本時間午前11時過ぎから全体会合が始まりました。
会議には日本やアメリカなどに加え、ロシアのラブロフ外相も出席し、ウクライナの外相もゲストとして招待されています。
ラブロフ外相は会場に入る際、記者団から「なぜ戦争をやめないのか?」と声を掛けられましたが、何も答えませんでした。
ウクライナ侵攻後、西側諸国とロシアの外相が顔を合わせるのは初めてですが、G7=主要7か国の外相らは昨夜、ロシアとの同席を避けるため夕食会を欠席しました。
会議ではウクライナ侵攻を受けた世界的な食料危機などをめぐり、意見交換する予定で、激しい非難の応酬も予想されます。
今回の外相会議は、11月の首脳会議の前哨戦とも位置づけられていて、議論の行方が注目されます。