金正恩総書記「一日も早く軍に配備を」攻撃型無人機など視察 米韓けん制か
北朝鮮の金正恩総書記は新たに開発が進められている攻撃型無人機などの視察を行い、「一日も早く軍に配備しなければならない」と強調しました。
北朝鮮メディアによりますと、金総書記は24日、国防科学院で開発が進む無人機を視察しました。公開された写真では無人機とみられる白い飛行物が装甲車に着弾し、爆発する様子などが確認できます。
視察した金総書記は、「戦闘的性能を絶えず高めるのは戦争の準備において重要で、自爆型無人機もより多く開発するべきだ」と指摘しました。その上で、「一日も早く軍に配備しなければならない」と強調しています。
韓国では29日までの予定でアメリカ軍と合同の大規模な軍事演習が行われていて、北朝鮮としては無人機を誇示することで米韓をけん制する狙いがあるとみられます。