日本政府が運営するサイトなどで障害が発生した問題について、ロシアを支持するハッカー集団が7日、日本政府に「宣戦布告」するとの動画をSNSに投稿しました。

ロシアを支持する「キルネット」を名乗るハッカー集団は、日本政府のサイトなどにサイバー攻撃を行ったとSNSで投稿し、一部のサイトが一時、閲覧できなくなっていました。

キルネットが7日、SNSに新たに投稿した映像では、白い覆面をかぶった人物が「ロシアはウクライナで罪を犯していない」とした上で、日本について「反ロシアキャンペーンを行っている」などと日本語の字幕をつけて主張しています。その上で、「これは日本政府に対する宣戦布告だ」としています。

キルネットはさらに、東京の地下鉄を止めるとも投稿していて、東京メトロは「原因は調査中だが、午後7時頃からホームページにつながりにくい状態になっている」と説明しています。