金正恩氏の“特別列車”ウラジオストク近郊で北上 行く先は不明も…ハバロフスクで“歓迎準備”報道
北朝鮮の金正恩総書記を乗せたとみられる特別列車は、ロシア国内に入った後、移動を続けています。現地から東郷達郎記者が中継。
私は現在、プーチン大統領がいるウラジオストクにいます。金正恩総書記は、この街でプーチン大統領と会談するのではとみられていましたが、現在も列車は動いています。
NNNのカメラが12日午前、ウラジオストク近郊で捉えた映像では、金正恩総書記が乗っているとみられる列車が北上しているのが確認できました。
ロシア大統領府は11日、「プーチン大統領は、金総書記と数日中に一対一で会談する可能性がある」と発表し、ロシアメディアには「晩餐会も予定している」としていましたが、具体的な場所や日時については明らかにしていませんでした。
列車の行く先は分かっていませんが、ロシアメディアは、北にあるハバロフスクで歓迎準備が進められていると伝えています。その先には2002年に父の金正日総書記が訪れた戦闘機工場などがあります。
プーチン大統領は現在、ウラジオストクで開かれている国際経済会議に出席しています。金総書記との会談場所についてはまだ明らかにされていません。