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中国「ゼロコロナ政策」から一転…軽症者の出勤認める通達

2022年12月20日 15:37
中国「ゼロコロナ政策」から一転…軽症者の出勤認める通達

新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国で、症状が軽い人などに出勤を認めるとの通達が出されました。

中国メディアによりますと、中国内陸部・重慶市の当局は行政機関などについて、コロナに感染していても、軽症や無症状の人に対して出勤を認めるとの通達を出しました。

中国各地では感染の急拡大で人手不足が深刻になっていますが、徹底的な封じ込めを行った従来のゼロコロナ政策の形骸化が一層進むことになります。

一方、南部の広西チワン族自治区では、新型コロナの陽性が確認された小学4年生の女の子が、その後に高熱を発して17日に亡くなったと中国メディアが伝えました。

中国では北京などで感染が広がっていて、今後、医療体制の脆弱(ぜいじゃく)な地方に波及することが予想され、警戒が強まっています。