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ウクライナ侵攻非難にロシア強く反発 東アジアサミット

2022年11月14日 0:45

日本やアメリカ、ロシアなどが参加する東アジアサミットが13日、カンボジアで開かれ、ウクライナ侵攻を非難するアメリカなどに対し、ロシアが強く反発しました。

東アジアサミットでは、ロシアのウクライナ侵攻が協議の中心となり、アメリカのバイデン大統領は、「残虐で不当な戦争だ」とロシアを非難しました。日本の岸田総理大臣も、「核兵器による威嚇は断じて受け入れられない」と批判しました。

これに対しロシアのラブロフ外相は、「アメリカとNATO(=北大西洋条約機構)は、アジア太平洋地域を引き入れて軍事化しようとしている」などと主張し、議論の応酬となりました。

ロシア・ラブロフ外相「(共同声明が)採択されなかった。なぜなら米と西側諸国がウクライナ情勢をめぐり、(ロシアにとって)絶対に受け入れられない主張に終始したからだ」

ラブロフ外相は、15日からのG20首脳会議にも出席する予定です。