金総書記とプーチン大統領が会談「ロシアと共にあると改めて明確に」
ロシアを公式訪問している北朝鮮の金正恩総書記とプーチン大統領の4年ぶり2回目の会談が行われました。
ロシア・アムール州のボストーチヌイ宇宙基地を訪れた金総書記をプーチン大統領自ら笑顔で出迎え握手で長旅をねぎらう、友好ムードから始まりました。両国代表団のメンバーも参加した 会談が1時間以上行われたあと、首脳同士、1対1の会談が行われました。
プーチン大統領「我々は経済的相互関係の問題や人道的な問題について話し合う必要がある。地域情勢についても、我々には議題はたくさんあるので、お目にかかれて大変うれしいと申し上げたい。招待を受け入れお越しくださり感謝します」
金正恩総書記「ロシア大統領が取るすべての措置の全面的無条件的な支持を表明してきましたし、これからも反帝自主戦線でロシアと共にあると改めて明確にします」
このように述べ、国際社会で孤立を深める両国の関係の強さを示しています。
ウクライナへ侵攻を続けるロシアへの武器供与を北朝鮮が約束し、代わりにロシアがロケット発射技術を提供すれば、日本を含む国際社会の安全保障に対する脅威がさらに高まることになります。