米ジョージア州上院選決選投票 開票率80%で民主党候補がわずかにリード “トランプ氏求心力”で注目も
アメリカ南部ジョージア州で6日、上院議員選挙の決選投票が行われました。野党・共和党の候補を推薦するトランプ前大統領の求心力にも関わるとして注目されています。
ジョージア州の上院選は、先月の中間選挙で、どの候補者も得票率が50%に届かず、州の規定で決選投票となりました。
与党・民主党の現職ウォーノック候補と野党・共和党でトランプ前大統領が推薦するウォーカー候補の争いで、NBCによりますと、開票率80%で、与党・民主党候補がわずかにリードしています。
民主党はこれまで、上院100議席のうち多数派となる50議席を獲得。最後の1議席も獲得すれば、より安定した議会運営が可能になります。
一方、トランプ氏は自身が推薦した候補がまたしても激戦州で敗れることとなれば、求心力がいっそう低下する可能性が指摘されています。