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北朝鮮ミサイル発射 韓国軍“潜水艦から発射”と推定

2022年5月7日 17:19
北朝鮮ミサイル発射 韓国軍“潜水艦から発射”と推定

北朝鮮は7日午後、SLBM(=潜水艦発射弾道ミサイル)とみられるミサイルを発射しました。韓国軍は実際に潜水艦から発射されたと推定しています。

韓国軍によりますと、北朝鮮は午後2時すぎ、東部・新浦の海上から日本海に向けてSLBMと推定される短距離弾道ミサイル1発を発射しました。

飛距離はおよそ600キロ、高度は60キロ程度で「潜水艦から発射したと推定される」と分析しています。

新浦は潜水艦の造船所があるとされる場所で去年10月には小型とみられるSLBMの発射実験を行い、海上の潜水艦から発射したと主張しています。

また、先月25日の軍事パレードでは新型とみられるSLBMを公開しています。この際、金正恩総書記は「新世代の先端武装を開発して実戦配備し、軍事力を向上させる」と述べていて、新型SLBMの発射に踏み切った可能性もあります。

北朝鮮は4日にも弾道ミサイル1発を発射していて韓国の尹錫悦政権の発足を3日後に控える中、軍事力を誇示しています。