ウクライナの首都キーウ近郊のまち、ボロジャンカ。建物にはロシア軍の攻撃を受けた跡が今もくっきりと残っています。

そんな中、人々がカメラを向ける建物がありました。壁には逆立ちする体操選手のような人物が描かれています。実はコレ、神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシーの作品です。自身のインスタグラムに写真を投稿し発表していたのです。

キーウ住民
「私たちの国（ウクライナ）にとって歴史的な瞬間です」

また、別の場所では、少年が柔道着姿の男性を投げ飛ばす作品もありました。この男性、柔道を愛するプーチン大統領を表現しているのでしょうか？

プーチン大統領をめぐっては、イギリス・ロンドンの公園にもアート作品が登場しました。赤く塗られた戦車にまたがるプーチン大統領のフィギュアです。

ロイター通信によりますと作者はフランス人アーティストで、プーチン大統領の幼稚だが危険な行動を強調するために作ったということです。これまでにニューヨークやパリなどにも設置したということです。