映画「パラサイト」や「ベイビー・ブローカー」などの制作で知られる韓国の大手映像制作会社が5日、ソウル近郊の最新のスタジオをメディアに公開しました。

ソウル近郊の坡州にある韓国の大手映像制作会社「CJ ENM」の施設には、13棟のスタジオなどが備わり、映画やドラマなどの撮影が行われています。

バーチャルスタジオは、高精細のLEDパネルを使って最大32Kの解像度で情景を映し出す最新のシステムを備えています。俳優やカメラの動きに合わせて自動的に背景を動かし、リアルな状況の中で撮影をすることが可能です。

また、セットを組む必要がないため、撮影期間の短縮化やコスト削減も期待できるということです。

CJ ENMは今年5月からこのシステムの運用を始め、新たな映像作品を生み出したいと説明しています。