ウクライナ産穀物 黒海からの輸出合意「2か月延長」トルコが発表
ウクライナ産穀物の黒海からの輸出をめぐる合意の延長期限が今月18日に迫る中、仲介役のトルコは2か月間の延長に合意したと発表しました。
ウクライナ産穀物の黒海からの輸出をめぐっては、国連、トルコの仲介でロシア、ウクライナを含む4者が合意して以降、2回延長されてきました。
今回の期限は今月18日でしたが、トルコのエルドアン大統領は17日、「2か月間延長することが決まった」と明らかにし、ロシアもこれを認めました。
合意ではロシア産穀物の輸出も認めることになっていましたが、ロシアは輸出制限が緩和されていないと主張し、延長に難色を示してきました。
国連のグテーレス事務総長は、未解決の問題は残っていて、各国が包括的な合意に達することを望んでいるとコメントしました。