パキスタン南西部の駅で9日、反政府武装勢力による爆弾テロ事件があり、少なくとも24人が死亡、40人以上が負傷しました。

ロイター通信などによりますと、パキスタン南西部のバルチスタン州クエッタの駅で9日の早朝、大きな爆発がありました。この爆発で少なくも24人以上が死亡、40人以上が負傷したということです。

爆発は北部にある軍の駐屯地ラワルピンディに向かう列車が発車する直前におき、治安当局は軍関係者を標的にしたとの見方を示しています。

こうした中、ロイター通信は、分離独立を目指す「バルチスタン解放軍」が犯行声明をだし、事件への関与を認めたと報じました。

バルチスタン州では、反政府武装勢力によるテロ事件が相次いでいます。