ロシア大統領府“無人機2機がクレムリンを攻撃” ウクライナは攻撃否定
ロシア大統領府は3日、モスクワ中心部にあるクレムリンがウクライナの無人機2機による攻撃を受けたと明らかにしました。プーチン大統領を狙った計画的なテロ行為だと批判していますが、ウクライナ側は攻撃を否定しています。
映像からは、モスクワにあるロシア大統領府に飛行物体が近づき、爆発する様子が確認できます。
ロシア大統領府は3日、モスクワの大統領府クレムリンを2機の無人機が攻撃しようとしたと発表しました。無人機はロシア軍などのレーダーで無力化され、クレムリンの敷地内には破片が落下し、被害は出ておらず、プーチン大統領にもけがはなく、大統領のスケジュールに影響はないとしています。
その上で、大統領府はウクライナのゼレンスキー政権によるものだとしていて、「ロシア大統領をねらったテロ行為だ」としたうえで、報復措置をとるとしています。
これに対してウクライナの大統領報道官は、関与を否定する声明を出し、「ウクライナは純粋に国の防衛に従事している。ロシアの領土を攻撃することはなく、ロシア領土への攻撃では問題は何も解決しない」としています。