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7日に3回目の停戦に向けた協議へ~ウクライナメディア

2022年3月6日 7:14

ウクライナでは5日、ロシア側との合意のもと、激戦地から民間人を脱出させる避難ルートが設置される予定でした。しかし、ウクライナ側が「ロシアが攻撃をやめていない」などと主張し、避難を取りやめる事態となっています。

ウクライナとロシアは、南東部のマリウポリなど2つの地域で、日本時間5日午後4時から民間人を避難させるためのルートを設置することで合意していました。

その間、ロシア側は攻撃をしない取り決めとなっていましたが、ウクライナ当局は、「ロシア軍が攻撃を続けている」として、住民の避難を延期したと発表しました。

一方、ロシアのプーチン大統領は航空会社の女性スタッフとの懇談会のなかで、「ウクライナ側が民間人の退避を妨げた」と主張しています。

マリウポリでは、砲撃で住宅などが崩れ、200人が下敷きになった恐れがあるとロシアメディアは伝えています。首都キエフ近郊でもおよそ100人が生き埋めになっている可能性があるということです。

アメリカの国防総省高官は4日、ロシア軍がこれまでにミサイルを500発以上発射したと分析しています。

ウクライナメディアによりますと7日に3回目の停戦に向けた協議が行われる見通しです。