中朝国境から見た北朝鮮の様子は…北“ミサイル”中国政府のコメント今のところ出ず
北朝鮮は31日朝、衛星と称した事実上の弾道ミサイルを発射しましたが、韓国沖の海上に落下したことが確認されました。北朝鮮と国境を接する中国・丹東から森本隼裕記者が中継。
中国遼寧省にある北朝鮮との国境の街です。川のすぐ向こう側に見えるのが北朝鮮になります。奥のほうに山が連なっていますが、方角的にはそちらの方向へ50キロほど離れた場所に東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場があります。
ただ、こちらからはきょう31日朝、飛翔体が打ち上がる様子などは確認することができませんでした。
この日の天候は、晴れてはいて風もあまりないのですが、少し雲がかかって視界が悪い印象もあります。
発射後の北朝鮮側の様子としては、こちらから見える範囲だと、畑で農作業をする人たちや、隊列を組んで歩く軍人の姿など、いつもと変わらぬ光景が見られています。
一方、中国の反応です。さきほど国営テレビが北朝鮮メディアを引用するかたちで発射の失敗を伝えましたが、中国政府としての公式のコメントは今のところ出ていません。