米7月雇用統計 就業者前月比18万7000人増 失業率は3.5%
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アメリカの7月の雇用統計が発表され、就業者数は前の月から18万7000人増え、市場の予想をわずかに下回りました。
アメリカ労働省が4日に発表した7月の雇用統計で、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は、前月から18万7000人の増加となり、20万人程度を見込んでいた市場予想をわずかに下回りました。
一方、失業率は、前月から0.1ポイント改善し、3.5パーセントとなりました。
アメリカの雇用情勢は依然として堅調で、人手不足を背景とした賃金上昇が続いています。
インフレの高止まりを受け、FRB=アメリカ連邦準備制度理事会は先月の会合で利上げを再開し、政策金利を22年ぶりの高水準まで引き上げました。
FRBは今後、雇用統計や消費者物価指数などの経済指標を踏まえて、利上げの打ち止め時期を探ることになります。