ロシア南部で武装勢力が教会など襲撃 警察官や司祭ら9人死亡
ロシア南部のダゲスタン共和国で23日、武装集団が教会などを襲撃し、警察官ら9人が死亡しました。
ロシアメディアによりますと、南部ダゲスタン共和国で23日、教会や警察署などが相次いで武装集団の襲撃を受けたということです。建物が放火され映像からは、炎と黒煙が激しく立ち上る様子が確認できます。
一連の襲撃で、警察官7人や司祭を含む9人が死亡し、25人がケガをしたということです。
ロシア当局は、武装集団のメンバー4人を殺害していて、テロ事件として捜査を進めています。
ロシアでは今年3月、首都モスクワで、過激派組織「イスラム国」による銃乱射事件が起き、140人以上が死亡していて、テロへの警戒感が高まっています。