米韓高官、ICBM発射の北朝鮮へ“国連制裁決議”で一致 ワシントンで会談
北朝鮮問題を担当するアメリカと韓国の高官が4日、米・ワシントンで会談し、北朝鮮によるICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射などをうけ、国連で新たな制裁決議の採択を目指す方針で一致しました。
アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表と韓国の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長は4日、アメリカ国務省で会談しました。両者は先月24日の北朝鮮によるICBMの発射を改めて非難した上で、国連の安全保障理事会で新たな制裁決議の採択を目指す方針で一致しました。
米北朝鮮担当特別代表 ソン・キム氏「緊張を高める北朝鮮の行動に対し、国連安保理が強く対応する重要性を確認した」
一方、NNNのカメラはこの日、アメリカ国務省高官との会談を終えた中国の劉暁明・朝鮮半島問題特別代表の姿を捉えました。劉氏は5日以降、ソン・キム特別代表とも北朝鮮情勢をめぐって会談する予定です。