「COP28」2030年までに再生可能エネルギー発電容量を3倍に 118か国が合意
温暖化対策について話し合う国際会議「COP28」で、2030年までに世界全体の再生可能エネルギーの発電容量を3倍にするという目標に118か国が合意しました。
「COP28」は2日の首脳会合で、再生可能エネルギーのさらなる導入策について協議しました。
終了後、議長国のUAE=アラブ首長国連邦は 2030年までに再生エネルギーの発電容量を3倍に増やし、エネルギー効率を2倍にするという目標に日本を含む118か国が合意したと発表しました。
「COP28」では産業革命前からの気温上昇を1.5度以内に抑える目標を達成するため、再生可能エネルギーの拡大や、温室効果ガスを排出する化石燃料の段階的な削減や廃止で合意できるかが焦点となっています。
化石燃料の段階的な廃止については中国やインドなど主要な排出国が反対しているため、最終日の12日に向け、全会一致の決定を目指した調整が続いています。