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イスラエル軍のガザ地区攻撃激化か 国連運営の学校や病院を空爆

2023年11月5日 0:43

イスラム組織「ハマス」とイスラエルの軍事衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区で4日、避難所として使われている学校にイスラエル軍の空爆がありました。地元保健当局は、15人が死亡したと発表しています。

ロイター通信などによりますと、ガザ地区北部のジャバリアで国連が運営する学校が4日、イスラエル軍の空爆を受けました。

ここには数千人が避難民として身を寄せているということで、ガザ地区保健当局は15人が死亡し、70人がけがをしたと発表しています。

また、ガザ市の病院の入り口でも空爆があり、2人が死亡したということです。これまでのところ、これらの空爆についてイスラエル軍からの発表はありません。

こうした中、イスラエル軍はガザ地区北部での地上作戦だとする映像を、4日も公開しました。ガザ地区保健当局が4日に発表した死者の数は9488人にのぼっていて、市街戦の激化が懸念されています。