トランプ氏の刑事裁判 陪審員の選任終わる
アメリカの大統領経験者として史上初めて起訴されたトランプ前大統領の最初の刑事裁判で、陪審員の選任が終わりました。
トランプ前大統領が、過去の不倫関係を主張するポルノ女優に支払った「口止め料」について、業務記録を改ざんしたとされる裁判で、有罪・無罪を決める12人の陪審員と6人の補欠陪審員の選任が19日までに終わりました。
アメリカメディアによると、陪審員12人のうち7人が男性、5人が女性で、早ければ22日に冒頭陳述が行われる見通しだということです。
一方、19日午後、裁判所前の公園で男性が自分の体に火をつけました。男性は病院に搬送されましたが、重体だということです。詳しい動機などはわかっていませんが、地元当局は、男性を陰謀論者だとみて調べを進めているということです。