先月経営破綻した、暗号資産の交換所を運営する「FTXトレーディング」のサム・バンクマン・フリード前CEOが逮捕されたことがわかりました。

アメリカの司法当局は12日、暗号資産の交換所を運営する「FTXトレーディング」のサム・バンクマン・フリード容疑者が、アメリカ当局の要請を受け、バハマで逮捕されたことを明らかにしました。

現地メディアによると、アメリカ司法当局は、バンクマン・フリード容疑者が暗号資産の相場を操縦した可能性があるとして捜査を進めていたということです。

「FTXトレーディング」は先月、資金繰りに行き詰まり、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻していました。バンクマン・フリード容疑者は13日、議会下院の公聴会で破綻をめぐり証言する予定でした。