新型コロナウイルスの流行「収束の兆し」 WHO事務局長
WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は14日、新型コロナウイルスの世界的な大流行について、終わりが見えてきたと述べました。
テドロス事務局長「パンデミックの終わりに向けては、かつてなく良い状況だ。まだその段階ではないが、兆しは見えてきている」
WHOのテドロス事務局長は、先週1週間の世界の死者数が2020年3月以来最も低かったとして、収束の兆しについて前向きな見通しを示しました。
その上で、「ゴールが見えてきたマラソンランナーのように、より力強く走りきるべき時だ」と述べて、それぞれの国に感染防止の努力を続けるよう呼びかけています。