英女王が「パディントン」とお茶? サプライズ映像も 「プラチナ・ジュビリー」終演
イギリスでは今月2日から4日間にわたって、エリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が開催され、5日、閉幕式が行われました。4日には、女王が人気キャラクターと出演するサプライズ映像が披露され、市民が沸き立ちました。
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イギリスでは、今月2日から4日間にわたって、エリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が開催されました。96歳と高齢のエリザベス女王は、予定されていた行事の出席を取りやめるなど体調が心配されていました。
そのような中、4日のコンサートの冒頭で、「イギリスでは知らない人はいない」というクマのキャラクター・パディントンが、宮殿で女王とお茶をしているサプライズ映像が披露され、市民たちが沸き立ちました。
パディントンが「マーマレードサンドイッチはいかがですか。いつも非常用に持っています」と好物のマーマレードサンドイッチを女王に差し出すと、女王は「私もですよ。いつもここに入れています。またあとでね」とカバンからおもむろにサンドイッチを取り出し、笑顔を見せました。
人気ロックバンド「クイーン」の曲にあわせて、女王とパディントンがカップをたたく、おちゃめな様子もありました。
5日に行われた閉幕式では、女王が宮殿のバルコニーに姿をあらわすと、大歓声に包まれました。エリザベス女王は「私の心は皆さんと共にあります。これからも皆さんのために最大限の努力をすることを約束します」とメッセージを発表しています。