エリザベス女王即位70年「プラチナ・ジュビリー」 “王室離脱”ヘンリー王子とメーガン妃の姿も…
イギリス・ロンドンでは、エリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が行われています。2日に行われた式典では、王室離脱を宣言したヘンリー王子とメーガン妃が、バッキンガム宮殿の周辺を車で移動する姿も目撃されていました。
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イギリス・ロンドンでは、日本時間2日から、エリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が行われていて、市民は大きな盛り上がりを見せています。
日本時間3日夜には、セントポール大聖堂で、エリザベス女王への「感謝の礼拝」が行われますが、エリザベス女王は体調不良を理由に欠席する予定です。
「プラチナ・ジュビリー」では、様々なイベントが行われていて、2日はイギリス空軍が即位70年を記念して、70機での儀礼飛行を行いました。
女王らが空を見上げて見守る中、女王のひ孫・ルイ王子も、手を振って鑑賞していたものの…大きな音にびっくりしたのか、耳をふさいで絶叫する様子で注目されていました。
その後、行われたパレードでは、騎馬隊の先導で馬に乗るチャールズ皇太子とウィリアム王子の姿があり、さらに、キャサリン妃やカミラ夫人、そしてジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人も馬車に乗りました。
ルイ王子が沿道に集まった人に手を振り続けて、姉のシャーロット王女にたしなめられるシーンもありました。ただ、その後も手を振り続けるなど、興奮冷めやらない様子でした。
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一方、2020年に王室離脱を宣言し、アメリカへ移り住んだヘンリー王子とメーガン妃は、式典の最中に、バッキンガム宮殿の周辺を車で移動する様子が目撃されていました。
BBCは、窓からパレードを見る2人の写真を公開しました。2人は、2日のパレードへは参列しませんでしたが、ロイヤルファミリーらと談笑する様子が写っています。BBCは、「とても控えめな存在感だった」とした上で、2人の注目度を考慮して、「『祝賀行事に影を落とすようなことは避けるように』との警告があったようだ」と報じています。
「プラチナ・ジュビリー」は、5日まで様々なイベントが予定されています。