「国際交流基金」の施設で不審火 ソウル
日本の独立行政法人「国際交流基金」が韓国・ソウルで運営する施設の入り口で、23日、不審火があり警察などは放火の疑いもあるとみて調べています。
不審火があったのは、文化交流事業などを行う「国際交流基金」のソウル日本文化センターの入り口付近です。
ソウル日本文化センターによりますと、23日午後4時頃、ソウル駅近くのビルにある施設の入り口近くで、紙やゴミ箱が燃えているのを警備員らが見つけ、消火器で消し止めました。
当日は休館日で職員はおらず、ケガ人はいませんでした。
燃えた紙は、もともと現場に置かれていなかったものだということで、警察や消防は放火の疑いもあるとみて詳しく調べています。
ソウル日本文化センターは、日本文化を紹介や日韓の文化交流事業を行っているほか、日本語の書籍を置いた図書館も運営しています。
【写真】「国際交流基金」ソウル日本文化センターのHPより